半同棲カノジョ

美木ひなの

冬の夜。ダル着じゃ流石に寒いのにひなこはお腹が見える服でコンビニに向かってる。帰り道は流石に我慢できなくなって僕の体に引っ付き「あったかい 幸せ♪」と満足気なひなこ。最初から防寒してくればいいのにそうやってイチャイチャする口実をつくってくれるひなこが大好き…

僕の自慢の彼女、みつき。平日は銀行員として真面目に働いている。最近、金曜日の夜にウチに泊まりに来て、週末をダラダラふたりで過ごすのが習慣になっている。固い職業についている反動なのか、僕の家にいるときは完全にリラックスして、愚にもつかない冗談を言ってケタケタ…

うみが泊まりにくるようになり僕の部屋がだんだん女の子っぽいものに侵食され始めた。ただ、それもうみとの距離がどんどん近くなっていると考えるとなんだか嬉しい。夜遅く、ドン●ホーテへ向かう道中、先を行くうみ。部屋着のスカートとルーズソックスの後ろ姿が可愛い。好物…

駆け出しのカメラマン見習いとして、忙しく働くさや。仕事の合間を縫って、この金曜日、久しぶりにウチに泊まりにきた。普段キビキビと働くさやはとても格好良いし、夢を追いかける彼女を僕は尊敬している。でも、この、都内の狭いマンションで、すっかりリラックスして気を緩…

ゆいが、週末だけ僕の家に泊まりに来るようになって、二ヶ月。歯ブラシやら、細々したアクセサリーやら、彼女の荷物も徐々に増えてきた。ベルセ●クの13巻だけ繰り返し読んでたりとか意味不明なところも多いけど、誰よりも可愛い僕の自慢の恋人だ。たまに混じる関西弁のイン…

金曜日の夜。深夜に小腹が空いて、買い出しがてら彼女と夜の散歩に出かけるのは楽しい時間だ。狭い1DKを抜け出して外に出ると、夜風が頬に心地よかった。「この時間のマック、『罪』って感じしてサイコーだよね」彼女は無邪気に笑い、僕も笑う。あずの胸は豊満で、ラフなT…